SPONGE BIRD
FORM BY PRESSUREのスタディから派生して生まれた、
「圧縮」と「引っ張り」、「柔らかさ」と「硬さ」という相反する状態が同時に存在するような、不思議なオブジェ。
柔らかいものを束ねた時に生まれる形を見ていると、ふくふくとした小さな動物のような、不思議な可愛らしさや愛らしさを感じることがあった。人口的な素材を組み合わせながら、自然が生むものにも通じる形をつくれるかもしれない。
そんな視点から、スポンジを縛ることで形をつくり、そのまま樹脂で固めてフィギュアにしました。鳥が木にとまっている様子をモチーフにしています。